Salesforceエンジニアのチャレンジと躍進
ゼロからのスタート。資格取得から現場での活躍まで
年、エンジニアリング事業本部は従来通りの研修に加え、キャリアが浅い社員にも活躍できる場を増やすためSalesforceへの取り組みを開始しました。新入社員の21名が学習に励みSalesforce認定資格を取得。1期生であるメンバーの一人に話を聞きました。
- Salesforce認定アドミニストレーター・Salesforce認定Sales Cloudコンサルタント/エンジニアリング事業本部 東日本技術事業部
- 工藤 綾
コロナ禍の中で続く自己研鑽の日々
コロナ禍での入社だったため、しばらく自宅待機で入社式もありませんでした。同期のメンバーと初めて顔を合わせたのはビジネスマナー研修でした。皆、社会人としての緊張感をもって臨んでいました。研修ではウイルテック社員としての自覚やふるまい方について教わりました。先輩社員の方の経験談を聞き、現場の様子をイメージできたことで、お客さまのもとで働くことに対する緊張がやわらぎました。配属がなかなか決まらないことに正直不安はありましたが、自己研鑽を積む良い機会だと前向きに捉えるようにしていました。今振り返ると、社会人として働くうえでの心の準備期間になったように思います。
- 入社後半年間の受講研修
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- ビジネスマナー研修
- Java研修
プログラムおよび情報処理概論/プロジェクト開発実験/Webシステム開発/HTML、CSSコーディング/データベースについて(MySQL)
「Salesforceって何?」から始まった新たなチャレンジ
入社から半年ほどして、Salesforceへの取り組みが始まりました。Salesforceについてまったく知識がなく、どのように学習するのか、どのようなニーズがあるのかイメージできませんでした。最初はなかなか理解できず難しく感じる部分もありましたが、わからないことは仲間と共有しながら勉強に励みました。「みんな同じ気持ちで頑張っているんだ」と思うとモチベーションを保つことができました。学習を進めていくとSalesforceは顧客管理だけでなく、多岐にわたる使い方ができることがわかり、どんどんおもしろくなっていきました。
Salesforceへの取り組みは教える側も学ぶ側も初めての試み。手順書やマニュアルを作成するところからスタートした。
実務を通して学んだ、ユーザーの視点
資格取得後、実務経験を積むために自社Salesforceシステム開発チームに加わり、使用説明会やお問い合わせ窓口の業務を担当することになりました。画面共有しながらの説明の練習や質疑応答のシミュレーションなど、念入りに事前準備を行いました。説明会では、できるだけ実際の画面を見せながら使い方の説明を行い、Salesforce特有の言葉を一般的な単語に置き換えるなど、伝わりやすくなるように工夫しました。説明会の終了後、参加していた人たちから「具体的にイメージできた」「直感的でわかりやすかった」とのお声をいただきました。
印象的だったのは、ユーザーである営業担当者からの、ある入力項目に対して「自分のメモとして使っていいか?」という質問です。その入力項目は登録データを蓄積して分析などに使うことを想定して設けたものでした。思いもよらない使われ方をされる場合があることや、エンジニア側とユーザー側ではずいぶん感覚が異なることに、新しい気づきを得ることができました。
Salesforceエンジニアとしてお客さまのもとに
初めてお客さま先への配属が決まったときは、本当に自分にできるのか、不安が大きかったです。実際には簡単な設定から実務が始まりほっとしましたが、配属先にはベテランの方が多く、知らないシステムに関する会話についていくのに苦労しました。
業務に携わるうちにSalesforce開発の流れをしっかり把握できた実感があります。システム開発に関わる一般的な用語や内容にも、ある程度ついていけるようになりました。今でもわからないことが出てくると、上司に確認したり、自分で調べるなど、日々勉強しています。
続いて配属された後輩には、作業ルールや決まりごとなどを優先してフォローできるようアドバイス。後輩の目覚ましい成長ぶりに影響を受け、ますます向上意欲が高まっている。
技術と経験を重ね、プロジェクトを担う存在へ
私がウイルテックを選んだのは、自分のスキルと実力に合った業務ができるからでした。最初はSalesforceの知識を身に付けただけでしたが、実務に取り組むうちにユーザーから直接意見をいただくことが多くなりました。そして今、経験から学んだユーザーの視点を活かしながらシステムを構築しています。入社してから階段を一段ずつあがるように、スキルアップして業務に取り組めていると思います。これからはお客さまから要件をヒアリングしてタスクに落とし込める、チームの中心的な役割を担っていきたいです。
実務の中でSalesforceに関するナレッジを蓄えることができました。現場を経験するたびに新しい知識やスキルを身に付けることができると思うと、これからの展開がとても楽しみです。
今や数多くの企業においてニーズの高いSalesforceエンジニア。ウイルテックでは彼女たちのますますの活躍を支えると同時に、後進の育成やチームづくりに注力しています。
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Salesforce エンジニア - Salesforce人材のご案内
ウイルテックには資格を持った即戦力のエンジニアが多数在籍しています。お客さまのお困りごとやニーズにマッチしたエンジニアをご提案いたします。
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